「まだ独身だから、保険なんて入らなくていい」と考えている方もいるかもしれませんが、実は独身の方にこそ活用していただきたいのが、がん保険です。
がんにかかると、長期の療養が必要になるため、収入が減るとともに医療費の支出が起こりますので、収支のバランスが一気に崩れやすいのです。がん保険のなかには「がんと診断されると、診断給付金を受け取ることができる」ものがありますので、これを活用してとりあえず必要な資金を、手元に確保するということが、独身の方の場合は、特に大事でしょう。
医療保険も大事ではあるのですが、最近は短期間の療養で社会復帰できるケースもありますので、有給休暇を取って貯蓄を活用すると共に、高額療養費制度を利用することで、大きな負担を背負い込まなくて良いというケースもあります。
がんの場合は「先進医療を受けたい」という人もいるでしょうから、がん保険で先進医療保障を確保しておくと、より安心できますね。
Q.チューリッヒ「ガン保険2007」の退院後の給付は?
A.ガン治療は、入院期間が短縮されていく一方で、通院治療の期間が延びていく傾向にあります。
がん保険を選ぶ場合も「通院治療にも給付があるかどうか?」「退院後の保障はどうなっているか?」は、必ずチェックするのが良いでしょう。
チューリッヒ「ガン保険2007」は、ガン治療で入院した場合、退院後に、退院療養給付金や、ガン通院給付金などを受け取ることができます。
ガン手術をしても、後遺症を伴うような手術(所定のものに限る)を受けた場合には、がん手術給付金に加えて、ガン後遺障害手術給付金を受けとることができますので、経済面の不安を軽減することができますね。
「ガン再入院継続治療特約」をつけておけば、ガンで入院をし、退院をした後に、再入院をした場合、ガン再入院継続治療給付金を受け取ることができます。
チューリッヒのガン保険2007は、退院後の給付も充実しているがん保険と言えるのですが、保障を手厚くしようと思えば、保険料がかさむことになります。
素人判断だけで、大事ながん保険のことを決めてしまうのではなく、ファイナンシャルプランナーに相談しながら、ベストなプランを見つけるのが良いと、私は思いますよ。
Q.がんと収入について考えるべきことは?
A.チューリッヒのがん保険に加入すれば、がんの治療が長くなっても、再発をしても、医療費に関する心配が抑えられます。
ただ、少し注意が必要なのは「がんになった場合の出費」だけではなく、「途絶えてしまう収入について」のことを、がん治療の場合は考えていかなければならない、ということです。
傷病手当金の制度が利用できる会社員、公務員の方も、最長1年6ヶ月しか支給が受けられませんので、その後になって職場復帰がかなわなかった場合に、生活をどうやって送っていくかということを、よく検討する必要があるでしょう。
がん保険の給付金をたくさん受け取りたければ、保険料が高くなってしまいます。
そのため、長期の治療に臨む場合には、所得補償保険などのほかの保険を活用していく方法も、考えたほうが良いかもしれません。
一方で、チューリッヒのがん保険は満70歳まで加入ができ、年齢が高くなっている人なら、収入のことよりも、治療のことに絞り込んで保障を確保しておくという考えも、ありえるでしょう。
ベストな選択をするためにも、担当者やファイナンシャルプランナーとよく話し合うのが良いと、私は思います。
Q.終身、定期、どちらを選ぶ?
A.チューリッヒには終身保険である「My終身ガン保険」と、定期保険(10年ごとに更新)である「ガン保険(2007)」があります。
終身タイプには「一生涯を通じて保険料が上がらない」というメリットはあるのですが、一方で「同じタイミングで定期保険に加入する場合に比べれば、保険料が高くなる」というデメリットもあります。
どちらが優れている、劣っているということではなく、ご自身のライフステージに合わせて、終身、定期のどちらかを選ぶ必要があります。
たとえば「10年後には、給料の上昇が見込める」「10年後には、住宅ローンや学費の負担が少なくなっていて、今より経済的に楽になっている」と思えるなら、今は定期保険を選んでおくのも、良い方法です。
逆に「10年後には親の介護費用などがかさんでくる」「10年後には、定年退職をしている」という場合には、早い段階で終身保険を選んでおくのも、良いかもしれません。
チューリッヒが発売しているがん保険は、月々の保険料が980円と「お手ごろ」な感じがします。
月々980円、年額にしても11,760円程度なら、「安心を買う」ために加入しても良いと思う人もいるでしょう。
ただ、10年後に更新期間が来るときには、保険料が上がります。
そのとき、ご自身の家庭の状況・経済環境や、お子さんが何歳か、お子さんの収入状況はどうか、といったことが変化しているかもしれません。
10年後に「子どもの学費、親の介護費用、マイホームの費用」など、出費が多くなる時期に、今よりも高いがん保険料を負担することになるのが良いのかどうか、よく考えておきましょう。
逆に、「10年後には、教育費や住宅ローンが必要なくなり、出費が減る。がん保険の保険料が、今は負担だけれど、10年後には増えてもかまわない」という可能性もあります。
10年後、20年後のご家族の姿を考えて、もっとも適した保険を選ぶのが得策だと、私は思います。
Q.チューリッヒ「ガン診断保険」とは?
A.チューリッヒの「ガン診断保険」は、「ガンと診断されたら診断給付金が受け取れる」「ガンと診断されずに満了を迎えたら、保険金が全額戻る」という保険で、掛け捨てではないことが特徴的です。
ガンと診断された場合の診断給付金は最高500万円であり、一見充分に見えるかもしれません。
しかし、ガン治療には発病してから、病状がいったんは落ち着くまでに数十万円~百数十万円がかかりますし、再発のリスク、休業による収入の減少、付き添いのご家族の負担などが起こってきます。
1度ガンにかかったら、再発のことも考えなければなりませんので、500万円で治療にかかる全ての費用を賄うことは、いずれ難しくなります。
もちろん、一生涯を通してガンにかからない人もいますので、「掛け捨てはもったないない」という気持ちはわかります。ただ、「ガン診断保険」に関しては、「再発した場合の保障」が手薄な感じがしますので、この商品を選ぶ場合には、他の商品と併用するなど、工夫が必要かと私は思います。
Q.チューリッヒのがん保険・夫婦型の特徴は?
A.チューリッヒのがん保険で夫婦型を選んだ場合、注意したほうがいいことがあります。
主契約者であるご主人様が死亡した場合には、奥様は本人型の保険に新たに加入することになります(無審査での加入ができます)。
一方、奥様が死亡した場合には、ご主人様の契約が本人型に変更されます。
もしも、ご夫婦が離婚した場合には、主契約者であるご主人様の契約を、本人型へ変更する手続きが必要です。
奥様の保障はなくなり、奥様の本人型への変更もできません。
そのため、奥様は別の保険契約を結ぶことになります。
チューリッヒだけではなく、他のがん保険でも、夫婦型に加入すると保険料が抑えられるというメリットはあるのですが、後にご主人様の死亡や離婚などで、新たにがん保険の契約を結ぶ際には、奥様の年齢が高くなっているので、保険料が高くなる可能性もあります。
特に若い世代のご夫婦には、これから何があるかわからないのですから、「保険料の安さ」「保険が一本化できる手軽さ」だけで夫婦型を選ぶかどうか決めるのではなく、将来のことも考えるようにしましょう。
チューリッヒのがん保険は「終身型、更新型が選べる」「満20歳~満70歳まで入れる」「本人型、夫婦型がある」など選択の範囲が広いです。ただ「選択肢が広い」というメリットは、「何を選べば良いか、わからなくなる」というデメリットにもつながりますし、「他社の保険が目に入らなくなってしまう」という可能性もありますので、落ち着いて考えてみましょう。
また「がん保険に加入しなければ!!」と強く思っているときは、公的な健康保険でも、様々な制度があることを忘れがちになります。
市区町村によっては独自に、医療費の補助を行なう制度なども、あります。
チューリッヒのがん保険に加入するということは、保険料を支払わなければならないということです。
それに対し、健康保険制度や、市区町村の制度は、改めて保険料を支払うことなく、利用できるものですから、まずそれらの活用を考え、足りない部分をチューリッヒのがん保険で補うということを、考えましょう。
Q.チューリッヒのガン保険「0(ゼロ)トクプラン」とは?
A.チューリッヒのがん保険には、従来の「ガン保険」のほかに、保険期間中に、初めてガンと診断されたときに、10年分の主契約の保険料相当額を一括で受け取ることのできるプランもあります。
契約時に、0(ゼロ)トクプラン(特約をつけることになります)か従来のガン保険かを選ぶことになり、0(ゼロ)トクプランを選んだ場合には、特約を付加するための保険料が少し、必要となります。
ただ、保険期間、保険料払込期間は10年なので、10年経って更新をする場合や、他のがん保険を選びなおすという場合には、保険料が上がる可能性が高いことには、注意が必要です。
私の考えとしては、年齢が若い人がガンになった場合に、治療が人生全体にわたって長引く傾向がありますが、一方で年齢が若い人ほどガン保険の契約を見直す機会(結婚、出産など)も多いものです。
0(ゼロ)トクプランならば、ガンになってしまった場合には、保険料が実質ゼロになるというメリットがあり、更新時にも保険料の上昇幅は低いでしょう。そのため、若くてガン保険に加入したいという方には、向いている保険だと思います。
チューリッヒのがん保険には、夫婦型の保険や、ガンの再発などに備えられる、何度も給付金を受け取ることのできるタイプなど、様々なものがあります。
チューリッヒは大手の生命保険会社ですし、経営状態も安定しているので、初めのうちは候補に入れておいても良いでしょう。
ただ「ご自身の希望するがん治療はどんなものか?」「家族構成はどうか?」など、様々な条件を考えて、「ご自身に合うがん保険を選ぶ」ということが、最も大事です。
そして、ガンが再発した場合には、精神的ショックが大きいので、保険の内容などをきちんと把握していられるか、というと疑問だと私は思います。
チューリッヒのがん保険に決め付けず、他の保険会社の商品も検討した上で、ご自身にぴったり合ったがん保険を選ぶことが大切ではないでしょうか?